超-1では、応募者と一般審査員によって相互講評(公開互選審査)が行われる。
応募者と読者自身の好み、審恐眼が結果に反映される。
超-1講評/審査方法の基本的なルールは以下の通り。
超-1では、応募者同士の相互講評と、応募作品を読んだ読者による感想とが、実質的な本審査の役割を担う。
講評は、応募作品の出来に対する採点であると同時に、応募者を育てるために役立つものでもある。
また、応募者を通じて体験者の声に耳を傾けるものでもある。
専門的な批判やアドバイスが必要なものばかりが講評ではない。
感想に加えて著者へのおひねりのつもりで点数をいただく程度でも構わない。
超-1を経て実話怪談発掘者&実話怪談著者が育つか否かは、講評如何に掛かっているとも言える。
貶し批判ばかりが講評ではない。
褒めて讃える感想も講評のうち。
取材の苦労をねぎらうのも講評のうち。
体験者の苦労をいたわるのも講評のうち。
講評の指針もひとつではない。
それぞれの指針に基づいて、好きなように感想を述べていただきたい。
ただし、超-1で扱われるものは全て体験者が実在する実話怪談である。
そこにあるのは単なる作り話ではないのだという事実に対して、真摯な態度を忘れないようお願いしたい。
超-1では、純粋に個々の作品ごとに内容のみを評価する。
このため、同じ著者によって以前に発表された作品への評価が、新作にプラスまたはマイナスの印象を与えないようにするため、作品タイトルと内容以外の著者名(ペンネーム)は伏せられた状態で公開される。
これは著者名に対する先入観が作品の評価に影響を及ぼす可能性を鑑みた措置である。
「超」怖い話I(イオタ)以降、巻末担当者名一覧を廃止し、担当著者名からくる先入観を排して読んで頂くために、それぞれのエピソードの執筆者をつまびらかにしない以前のスタイルに立ち戻った。それと同じことが超-1参加者各位のエントリー作品でも行われると理解して頂きたい。
応募作品の公開先は、超-1エントリーblog(http://www.chokowa.com/cho-1/2013/entry-blog/blog.cgi
)。※
エントリーblogは、パソコン、携帯電話、DS、PSP、Wii他のインターネット接続可能な機器類から閲覧することができる。
また、RSS(XML)配信を行っているため、エントリーblogのindex.rdfファイルのURLをRSSリーダーに登録することで新着公開作品をチェックできる他、Twitterで登録情報を速報している
原則として、一日あたり数作品ずつ、一作品=1エントリーとして発表する。
公開待ちをできるだけ短縮するため、一日あたりの公開話数はその都度の公開待ち作品数によって増減する。一日辺り一話程度しか公開されない日もあれば、一日に十話近く公開される日もある。
※通常の携帯電話から新着公開作品を読む場合はこちら=超-1エントリーblog(汎用携帯電話向けページ)
※携帯電話から講評を行う場合はこちら=超-1エントリーblog携帯講評用(高機能携帯向けページ)
超-1は審査の機会を万人に広く公開する、公開互選審査制(相互講評制)を採っている。
恐怖に対する理解や嫌悪は、それを消費する読者によって大いに異なるのは、「超」怖い話読者の多くがすでに理解しているところと思われる。
同じ怪談を提示しても、「面白かった」「怖かった」「さほどでもなかった」といった異なる見解が提示されるのは、一重に読者諸氏の恐怖の感じ方、恐怖の臨界点の相違からくるものと思われる。
この人によって違う恐怖の質というところに注目すると、必然的に「選者の恐怖感だけを基準に恐怖の善し悪しを決める」ということだけでは、必ずしも恐怖を消費する「超」怖い話読者の期待するものにはならない可能性が出てくる。
実話怪談本とりわけ「超」怖い話では、著者がそれを意図してとは限らないものの、結果的に「すべての読者が一致する至極の恐怖の追求」というだけではなく「恐怖に対する耐久度、好みの異なる多くの読者が選びうる、恐怖のバリエーションの提示」という方向に進化し、その結果幅広い支持を得るに至ったものと理解している。
このことから、超-1では「公開互選審査」を旨とし、エントリー作品を広く「超」怖い話読者の審恐眼に晒したうえで、「超」怖い話読者諸氏と、作品を応募したその他のライバル同士で厳しく品評しあっていただくこととなっている。
つまり、公開互選審査の審査員は、作品応募者自身を含む全「超」怖い話読者である。
さらに言えば、ライバル同士の互選によって初めて「ライバルも認める」というお墨付きが得られるものとも言える。
「超」怖い話のオフィシャルな著者、或いは恐怖箱の著者として筆を振るうことになれば、この多くの極めつけの怪談ジャンキー達の禍々しい腑を満たしていかなければならず、怨嗟にも似た厳しい目にも耐えていかなければならない。
超-1応募者各位には、実際に辛辣な読者の恐るべき視線を肌で感じていただき、同時に、自分以外の応募者が書いた怪談を偏りなく評することができる優れた読者の目、体験談・怪談から、その意図・真髄をくみ取る耳を持っていることを示して頂きたい。
そして読者諸氏には、これら超-1参加者の作品について、忌憚ないご意見をお願いしたい。
読者諸氏もご承知の通り、「超」怖い話はガチを好む。
読者の目の届かないブラックボックスで審査を行うことは、「超」怖い話の流儀にはない。
公開互選審査は、超-1参加者が試されるのと同時に、「超」怖い話読者の審恐眼の確かさも試されるものと思って頂きたい。
エントリーblogはメンテナンスなどを除いて、常に公開された状態で置かれている。
応募者+有志の一般審査員は、ここに公開された応募作品を読み、講評する。
携帯電話から読むことも可能なので、外出先や移動中など手の空いているときに読んでおくとよい。
※ただし、携帯電話からは応募作品そのものと配点+講評を読むことはできるが、一部機種では講評を行うことができない場合がある。講評はパソコンから行うことを推奨するが、PCサイトビューアー相当の機能がある携帯電話からは講評を行うことができる。携帯電話用講評ページはこちら。
講評は、一作品=1エントリーを1単位として、それぞれの作品について個別に行う。
それぞれの作品エントリーに、講評を行うためのフォームとトラックバックURLを用意してあるため、コメントによる講評と、トラックバックによる講評の2種が可能。
どちらの方法で講評を行っても構わないが、講評を始める段階でどちらの方法で行うかを決め、最後まで同じ方法で行うこと。途中で講評方法を変更することはできない。
【コメント講評】
一作品=1エントリーごとに、作品エントリーページに直接コメントする形で講評する。
作品ごとのコメント講評の末尾、または作品の結びの直後にある「講評を書く」をクリックすると、コメント講評を書くためのフォーム(下記)が表示されるので、ここに講評を書く。
●PCからの講評書き込み
■講評を書く名前: メールアドレス(任意):
URL(任意): この情報を登録する 配点: 配点理由+講評文: パスワード(必須):
※このフォームは講評方法の説明のためのサンプルであり、ここにコメントを書いてもエントリーblogには反映されません。 |
●PCからの点数表示 ■講評
※講評は、点数、講評文、仕切り線、講評者名の順に表示されます。削除したい講評があった場合、必ず講評文の仕切り線の下の×を選んでください。 | ||||
※携帯では、名前の後の( )内の数字が点数となります。 |
コメント講評における配点は、原則として+4点を上限、−4点を下限の9段階評価とする。
配点内訳は、
とする。
それぞれの評価の目安は、一例としては以下のように考える。
文章技術評価 |
点数 |
体験談希少度評価 |
非常に優れているレベル |
+2 |
前例・類話が一切なく非常に希少で恐ろしい |
平均以上、合格点のレベル |
+1 |
あまり聞いたことがなく珍しい |
可もなく不可もなく、平凡で平均的レベル |
0 |
可もなく不可もない |
癖があり、気になるレベル |
−1 |
どこかで聞いたことがある |
文法を含めた基本的な文章力に問題があるレベル |
−2 |
都市伝説的に広く流布しており、希少性はない |
文章の盗用/盗作がソース付きで証明された場合 |
失格 |
恣意的に捏造された創作小説と判明した場合 |
例えば、文章技術は非常に優れている(+2)が体験談の希少度は聞いたことがあるレベル(−1)であった場合、
(+2)+(−1)=+1となり、配点は+1点となる。
同じく、文章技術は平均以上(+1)で体験談希少度が前例・類話が一切ないもの(+2)の場合は、
(+1)+(+2)=+3となり、配点は+3点となる。
また、文章技術と体験談希少度による採点基準はあくまで目安であり、それ以外に自分なりの加減点理由を設けて配点してもよい。応募作を送り出す側にも、それを読む側にも、それぞれの自分なりの基準がある。必ずしも、文章力や体験談の希少度だけが基準になるとは限らない。好き嫌いなどの主観的な好み、没入度、リアリティ、それぞれの読者にとって重要なポイントを点数に置き換えて評価してかまわない。
その場合も、コメント講評の配点幅は+4〜−4点以内。4点以上や−4点以下はない。
それぞれのエントリー作品に対する応募者・一般審査員の配点の合計に基づき、ランキングが策定される。
ただし、この「獲得失点によるランキング」は、応募作及び応募者の能力の善し悪しを順位付けるものではなく、応募作及び応募者に対する、審査員の注目度を順位付けるものである。好評であれ、悪評であれ、注目を集める応募作/応募者のランキングでの順位は乱高下することになる。
公開審査員による講評内容は、最終審査を経た公式ランキング決定のための検討材料とされる。
如何に注目を集めるか(=キックがあるか)、また、応募者が他人の作品について行った批判/講評の内容/指摘に説得力があるかなども判断材料となる。特に、他の応募者の応募作に対する「読者としての目」の読解力の深さと公正さも決戦審査での評価材料となる。
また、配点されるのは「コメント講評」のみとし、エントリーblog外からの感想、2ちゃんねるなどの匿名掲示板での感想、Twitterでのリアクションなどは、注目されることはあってもエントリーに配点が反映されない。
《ex》
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|+4| ΛΛ _
〃 ̄∩゚Д゚)//| < 審査員配点の合計は+3点!
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|+1|
ΛΛ // |
〃 ̄∩゚Д゚)// /
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"|-2| ΛΛ // /
〃 ̄∩゚Д゚)// /
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コメント講評での「評価のやり直し」は可能。
時間経過により、講評者にとっての評価が変化したものについては、2013年4月30日までの期限内であれば再評価/再配点できる。
コメント講評での自分の講評をやり直す場合(評価が変わった場合)、最初に書いた講評を削除した上で最新の講評を書く。
削除を行う場合は、表示されているコメント講評の自分の名前と同じ行の右端にあるをクリックすると、講評時に書き込んだパスワードを求められる。正しいパスワードを入力すると、各自で削除できる。
同一人物による重複配点(一作品について二回以上の講評)があった場合、最新のものを残してそれ以前の配点+講評は無効(削除)となる。
応募者は、エントリーblogに公開された応募作品について、全て講評しなければならない。
その際、他の応募者の作品だけではなく、自作品についても第三者的視点からの客観評価を行うこと。
自作品についての講評は、講評期間終了までの間に行われれば、いつでも構わない。
講評期間終了後、総応募数に対する講評達成度に合わせて、獲得総合点に以下のボーナス&ペナルティが発生する。
講評達成率 |
ボーナス&ペナルティ内容 |
100% |
コンプリートボーナスとして、集計時に獲得総合点×1.2倍ボーナス。 |
50%以上〜100%未満 |
獲得総合点×1.0倍。(ボーナス&ペナルティともになし) |
50%未満〜0% |
獲得総合点×0.5倍ペナルティ。 |
自作品への自己講評が行われていない場合 |
獲得総合点×0.5倍ペナルティ。 |
作品受付締切の時点での応募総作品数の、50%以上の講評を完了していれば、ペナルティは発生しない。
応募総数が100話であれば50話以上、300話であれば150話以上がクリアランスレベルとなる。小数点以下は切り捨てのため、299話の場合は150話以上でセーフとなる。
講評が50%に達しない場合は一律0.5倍ペナルティとなる。
また、自作品への講評が漏れていた場合も、全体の講評達成率に拘わらず0.5倍ペナルティとする。
このボーナス&ペナルティは応募者にのみ課されたもので、一般審査員は講評達成率に基づくボーナスやペナルティはない。
応募作品受付は、2013年3月31日24:00到着分までとなっている。この後、受付済み作品は遅くとも2013年4月3〜5日までに全て公開される。
講評期間は、2013年2月1日から2013年4月30日の24:00まで。4月30日24:00以後の講評・配点は集計結果に反映されない。
また、応募者・一般審査員ともに、公開された作品にはいつ講評を付けてもかまわない。
応募予定の未応募者であっても、自作品応募前に既出の他の応募者の公開作品に講評を付け始めてもかまわない。
応募期間締め切り後、2013年5月1日頃から獲得点数の集計を開始する。
この後、順次、作品ごとの集計(作品ごとのランキング)、応募者ごとの仮集計(応募者名非公開のランキング)を経た上で、二次審査(著者推奨・最後の質問・講評者推薦など)、最終審査を行う。
※集計結果が出るのは、早くても7月末頃です。
公開互選審査の結果に基づき暫定ランキングを策定する。その暫定ランキングを最大限尊重した上で、加藤一(超-1主催者/「超」怖い話・四代目編著者)と竹書房編集部による最終審査を経て、2013年度超-1公式ランキングが策定される。
2013年度ランキングは、2013年夏〜秋に超-1公式サイト及び恐怖箱誌上で同時発表される。
応募作品に、検証可能な明確な不正(盗用/盗作など)があったと主催者が判断したもの、及び応募者本人が不正を認めたものについては、該当する応募作品を失格とし、その応募作品の得失点の全ては無効とすると同時に、失格作品の応募者実名を公表する。
応募作品が、募集要項で定めた実話怪談に含まれない創作怪談(=怪奇小説)であるという検証可能な指摘があり、それに基づく応募者当人への実行委員会による事情聴取の結果、応募者当人が創作を認めたものについては、該当する応募作品及び応募者を失格とする。この場合、得失点の全ては無効とすると同時に、該当する応募者実名、及び連絡先を公表する。連絡先公開は懲罰目的ではなく、該当する違反者に対する「事実内容についての質問と弁明の機会」を、読者(一般審査員)に与えるためである。
指摘内容が客観的に検証不能である場合、応募者当人が実行委員会の聴取に対して捏造・創作を否定した場合は、グレーに見えてもクロとはしない。
なお、この措置に時効は存在しない。大会期間の終了後であっても、事実関係が発覚した場合、ルールは発効する。
発覚した際に、読者/一般審査員からの激しい批判が予想されるので、応募者による安易な不正は避けるべきである。
創作怪談(=怪奇小説、ホラー小説の類)については本大会では募集しておらず、発覚した場合はペナルティの対象にしかならない上に、応募者自身の信用を損なうことにしか繋がらない。
また、不正疑惑が証明された場合、「超」怖い話関連掲示板に事情説明のための専用スレッドを設け、該当応募者への事情聴取、読者・審査員からの意見収集を公開で行う場合もある。
かつて、書籍の奥付には著者の自宅住所も印刷されていた(現在は発行所のみ)。これは、著者がその内容についての責任を負うことを明示した習慣であり、著者はその作品内容についての説明・釈明責任を、常に負う。募集規定に違反した作品が盗作・盗用・捏造・小説である場合には、その釈明は著者が直接行うものとする。
実話怪談は、体験者や著者の主張を読者が信じることによって成立するものであり、その信用・信頼を蔑ろにするなら、相当の覚悟を必要とする。実話怪談における信用を失えば、以後の作品の全てに影を落とす。仮にデビューにこぎ着けることができたとしても、読者の信用を失えばその後の著作の全てが疑われ続けることになる。
実行委員会は、応募者当人が事実を認めない限りは応募者の主張を信じ、応募者を守る立場を取る。
ただし、実行委員会による擁護は最終防衛線であり、実行委員会に嘘を吐いたことが発覚し、実行委員会の信頼を失った後は自己責任での信用回復(読者との直接対話など)に努めていただくことになるものと思っていただきたい。
なお、「これは創作に違いない」という指摘については、そう考えるに値する検証可能な明確な根拠を伴わないものについては、実話怪談を受け入れられない人による安易なヤジと受け取られかねない。指摘を行う側も慎重にお願いしたい。
相互講評/公開互選審査で応募者は自作を含めた第三者のエントリー作品に、記名による講評が求められる。
このとき、応募者が予め登録した講評者名とは別人を装って批評を行うことも技術的には可能である。
が、それは開催主催者には筒抜けになっているということも理解した上で行うかどうか考えていただきたい。
公開審査員(講評者)による審査は、すべて篤志による自由意志を尊重する。
例えば自分の友人知人縁者に審査への参加を促すのもひとつの方法だろう。超-1を盛りあげるという意味において、それは必ずしも間違いではない。ただし、個別に自身の作品がどれであるかを教えて講評を誘導しなければ、問題はない。
ただ、応募者が事前に自分のエントリー作品を個別に友人知人縁者に知らせておくということも起こりうるかもしれない。また、超-1へのエントリー作品を応募者自身が講評期限前に公開するということもありうるだろう。
これらについては、指摘により発覚した分について有意性が認められた場合、ペナルティの対象となり、該当作は無効作品としてノーカウントとなる。
極端な組織票により恣意的な得点の操作を試みた場合、それによって暫定ランキング上位獲得した応募者が「実力の伴わない不当な順位を獲得した」という批判を浴びることになる可能性がある。
そういった不正行為が実際に行われるかどうか、行われたかどうかについて、運営側では検証の機会と手段を持っている。(不正行為抑止のため、検証方法については公開しない)
そうした厳しい批判に耐えて、なお今後の長きにわたって良心の呵責と「超」怖い話の読者の審恐眼に耐えうる自信と覚悟があるなら、特にこれを止めない。苦しいのは当人である。
それらの不正行為の発覚に対する責は、全てその当事者が受けるものであるとするのが、超-1の考え方である。
不正行為を隠し続ける後ろめたさをもっとも強く、もっとも最後まで指弾し続けるのは、第三者ではなく、自分の内側にいる自分自身であるということを、常に心に留めていただきたい。
後ろめたい行為を働く者は、一度立ち止まって「実話怪談で報いを受ける無法な被害者が、なぜその憂き目にあったか」について、思い起こすとよいだろう。
応募フォームを用いて出品した応募作品が、まだ公開されていない時点で応募を取り下げたい場合は、事務局への通知問い合わせによってその旨を伝えれば、応募作の管理リストから作品が外され、応募作品取り下げとなる。
この場合、ペナルティは発生しない。(同下)
実際の著作が本に掲載される場合、印刷が終わって書店に流通した後に「今のなし」ができないのと同様、超-1でも特殊な事情を伴う例外を除いて「今のなし」は許されない。
このため、エントリーblogなどに作品公開後に起きた指摘・問題に対して、著者が自発的に作品公開を取り下げる場合、取り下げ理由に関わらずこれにペナルティを課す。
著者理由による取り下げが行われたペナルティ作品の著者名については、初回は公開されない。
ただし、同様の理由による取り下げを同じ著者が二度以上行った場合、審査終了後の作者名公開時に、「その著者による全てのペナルティ作品の著者名」を合わせて公開する。
なお、作品取り下げに対するペナルティが課されるのは、作品公開後に取り下げる場合に限られる。これは何らかの講評が行われた後に、それを見越してマイナス点の相殺のために作品取り下げを行う応募者が出ることを懸念してのペナルティであるためで、公開待機期間中で未公開のものについては、著者理由による取り下げにペナルティは課されない。(同上)
応募者名を伏せて公開中の自作品について「自作である」ということを示唆した場合、応募者は失格としないが該当作は無効とする。
このほか、公開互選審査についての質問・問い合わせがあれば、@cho_1宛のDMに対してその都度回答を公開する。
この質疑応答で補足された事柄については逐次この審査方法解説ページに反映・補完するものとし、このページの最新の内容が現時点での確定事項であるものと了解して頂きたい。
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